【おすすめ】動画配信サービス15比較|ヘビーユーザーが選び方を解説【口コミ】
近年、「毎月定額で対象コンテンツが見放題」という動画配信サービスは、人々の生活の一部として定着しつつあります。
動画配信サービス市場は年々拡大し、もはや映画の興行成績と肩を並べるほどです。
筆者にとっても、動画配信サービスは、もはや「人生の中で無くてはならない大切なもの」といっても過言ではないくらいの存在になっています。
ドラマ・映画・アニメ・バラエティをこよなく愛し、休日はほぼ1日中動画を観て過ごすほどの動画中毒な筆者にとって、「1,000円程度でコンテンツ見放題」ってサイコーの仕組みなんですよね。(TSUTAYAの延滞料金払ってた頃が懐かしい・・)
ですが、動画配信市場の拡大とともに、サービスもどんどん増えているので、「どれを選べばいいのかわからないよー!」という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、どの動画配信サービスを選べばいいのか迷っている方に向けて、動画配信サービスの比較と選び方のコツを解説していきます。
目的によってベストな選択肢が変わるので、あなたにとってベストなサービスを見つけられるようにお手伝いします。
【どれが一番人気?】動画配信ランキング
まずは、「どれが一番人気なの?」ってとこから見ていきます。
GEM Partners社が2020年2年に発表した「動画配信(VOD)市場調査」によると、2019年時点での人気ランキング1位はNetflixでした。
1位:Netflix(シェア率13.8%)
2位:DAZN( 〃 11.2%)
3位:Amazonプライムビデオ( 〃 10.9%)
4位:UNEXT( 〃 10.7%)
5位:Hulu( 〃 10.5%)
詳しく見ていくと、こんな感じです。
※調査対象:日本在住の15~69歳の男女 回答者数:19,914人「©GEM Partners:動画配信(VOD)市場5年間予測(2019-2023年)レポート」
正直、個人的には、AmazonプライムビデオよりもNetflixの方が人気だったことが意外でした。
価格的にも、VOD以外のサービス面でのメリット(送料無料など)からも、Amazonプライムの方がマスを狙うサービスだと思っていたからです。
後ほど詳しく説明していきますが、Netflixは他の動画配信サービスと比較して独自コンテンツが1番豊富でクオリティも超高いので、それらの独自コンテンツを目当てにサービス加入する人が多いのかもしれません。
© GEM Partners:「定額制動画配信サービス ブランド・ロイヤリティ調査」
最近はアマゾンもオリジナルコンテンツに力を入れていて、面白い作品も多いんですけど、やはりNetflixのオリジナルコンテンツは最強という印象です。
上記のグラフの通り、「そこでしか見られない作品があるサービスランキング」もNetflixが1位ですしね。
Netflixオリジナルドラマのおすすめはこちらを参考にしてみてください↓
yuruyuru-entertainment.hatenablog.jp
【一目でわかる】動画配信サービス比較
動画配信サービスの比較をしてみると、こんな感じです。
- 月額利用料最安値:Amazonプライムビデオ、dTV
- 月額利用料最安値(アニメ):dアニメ、アニメ放題
- 配信数:U-NEXT、ビデオマーケット
- オリジナルコンテンツ:Netflix、ディズニープラス、Abema
【シェア1位~5位】
Netflix | DAZN | Amazon プライム |
U-NEXT | Hulu | |
シェア | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
価格(月額) | 800円~ | 1,750円 | 500円 | 1,490円~ | 933円 |
配信数 | 非公開 | 1万試合 | 1万 | 18万 | 6万 |
アニメ | 非公開 | - | 非公開 | 3,300 | 7百 |
オリジナル作品 | ◎ | - | 〇 | △ | 〇 |
同時視聴端末数 | 1台~ | 2台 | 3台(同じ作品は2台) | 4台 | 1台 |
無料体験期間 | × | 1か月 | 30日間 | 1か月 |
2週間 |
【シェア6位~10位】
dTV | dアニメ | ビデオパス | FOD | Abema | |
シェア | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
価格 | 500円 | 400円 | 562円 | 888円 | 960円 |
配信数 | 12万 | 3,800 | 非公開 | 5,000 | 非公開 |
アニメ | 600 | 3,800 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
オリジナル作品 | 〇 | △ | 〇 | 〇 | ◎ |
同時視聴端末数 | 1台 | 1台 | 1台 | 1台 | 2台 |
無料体験期間 | 1か月 | 1か月 | 30日間 | 2週間 | 1か月 |
【シェア11位~15位】
Paravi | TSUTAYA | アニメ放題 | ディズニー | ビデオマーケット | |
シェア | 11位 | 12位 | 13位 | 14位 | 15位 |
価格 | 1,017円 | 933円~ | 400円 | 700円 | 980円 |
配信数 | 800 | 1万 | 3,000 | 非公開 | 24万 |
アニメ | 非公開 | 570 | 3,000 | 非公開 | 500 |
オリジナル作品 | 〇 | × | × | ◎ | × |
同時視聴端末数 | 1台 | 1台 | 1台(ダウンロードで2台) | 4台(ダウンロードで2台) | 1台 |
無料体験期間 | 2週間 | 30日間 | 1か月 | 1か月 | 2か月 |
Netflixの特徴
- 加入者は全世界で1億5000万人以上
- オリジナルコンテンツへの投資額がケタ違い
- つまり、オリジナルコンテンツの量と質が超高い
- 海外コンテンツが充実している(国内はアニメが多い)
- ファミリーアカウントを作れる
- 子供用のアカウントでは、年齢により表示コンテンツを制限できる
Netflixの最大の魅力は、前述の通り、「高クオリティのオリジナルコンテンツがたくさんある」という点です。
2020年には、オリジナルコンテンツに1兆8700億円以上の投資をするのではと言われているくらい、オリジナルコンテンツに力を入れています。
- ストレンジャーシングス
- 13の理由
- ペーパーハウス ・・・etc
など、名作映画と比較しても遜色ないくらいのクオリティを持つドラマが観れるというだけでもNetflixに加入する価値はあります。
第92回アカデミー賞の24部門にNetflix映画がノミネートされたことが話題になりましたが、それくらいレベルの高いオリジナルコンテンツが多いです。
まだまだ海外コンテンツが多い印象ですが、最近は国内Netflixコンテンツも増えてきた印象です。
余談ですが、予算と時間をたっぷりかけて作ることができるNetflix作品は、日本のドラマ・映画界に革命を起こすのではと、個人的には密かに期待しています。
Netflixの料金
Netflixの料金プランは3種類あります。同時に視聴可能な端末数と画質が異なります。
視聴プラン | 価格 | 画質 | 同時視聴端末数 |
ベーシック | 800円 | 標準画質 (SD) | 1台 |
スタンダード | 1,200円 | 高画質 (HD) | 2台 |
プレミアム | 1,800円 | 超高画質(4K) | 4台 |
Netflixが気になった方は、こちらから登録できます。↓
Netflix (ネットフリックス) 日本 - 大好きな映画やドラマを楽しもう!
【あわせて読みたい】
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DAZNの特徴
- スポーツライブ中継&見逃し配信1
- テレビ中継をされていないマイナースポーツの観戦もできる
DAZNとは、スポーツ観戦に特化した動画配信サービスです。
「ライブスポーツが一番観られる」という宣伝文句の通り、スポーツ配信についてはNO.1です。
DAZNで観られるスポーツのラインナップはこんな感じです。
130以上のスポーツコンテンツが年間10,000試合以上あり、DAZNでしか観られないスポーツや試合もたくさんあります。
スポーツ観戦が趣味という方には、オススメのサービスです。
DAZNの料金
料金は、月額料金1,750円(税抜)です。
ただし、ドコモ回線を持っている場合、月額利用料は980円(税抜)となります。
Amazonプライムビデオの特徴
- 加入者は全世界で1億5000万人以上
- 動画コンテンツ見放題の他にもサービス特典があり、お得
- 他のサービスと比較した際、値段が安い
- 近年、オリジナルコンテンツにも力を入れている
Amazonプライムビデオを見るには、「Amazonプライム会員」になる必要があります。
Amazonプライム会員には、プライムビデオ以外にもサービス特典があるのが特徴的です。
Amazonプライム会員のサービス特典
Amazonプライムビデオは、国内外の映画・ドラマ・アニメ・バラエティを楽しむことができ、近年ではオリジナルコンテンツの制作にも力を入れています。
オリジナルコンテンツへの投資額はNetflixの半分くらいですが、Amazonでしか観られない面白いコンテンツも増えてきました。
- バチェラー・ジャパン(国内バラエティ)
- The Boys(海外ドラマ)
- 今田×東野のカリギュラ ・・・etc
Netflixと比較するとAmazonプライムビデオには、こんな特色があります。
- ローカル色の強い作品が多い(日本人受けする作品)
- 国内バラエティー番組の配信数が多い
- スポーツ・ニュースなども配信している
つまり、Netflixは「全世界の人」をターゲットにしているのに対し、Amazonプライムビデオのターゲットは「日本人」であるということです。
Amazonプライムビデオ特有のメリットとして、こんなところもあります。
- Amazonプライム対象外の作品でも、課金すれば観れる
- 比較的新しい映画を観ることができる
Amazonプライムビデオでは、対象作品の入替えが定期的にあります。
なので、お目当ての作品がプライム対象外になってしまうこともあるのですが、対象外の作品でも課金すれば観ることができます。
(Netflixでは、このような仕組みはありません。)
また、半年~1年ほど前に公開されたような、比較的新しい映画を観ることもできるのも魅力的です。
Amazonプライムビデオの料金
Amazonプライム会員の料金は、月間or年間契約で選ぶことができます。
- 月額500円
- 年額4,900円(月額400円弱)
Amazonプライムビデオが気になる方は、「Amazonプライム|30日間無料トライアル」を試してみてください。
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U-NEXTの特徴
- 見放題の対象作品数が多い(18万本以上)
- 電子書籍(マンガ・本・雑誌)も読める(対象作品読み放題)
- 配信速度が速いので、新しい作品が観れる
- ファミリーアカウントが作れる
- アダルト作品が観れる
- 最大4台まで同時視聴ができる
U-NEXTはコンテンツ数が20万以上あるので、「幅広い作品を楽しみたい」という方にオススメのサービスです。(見放題対象作品は18万以上)
他のサービスよりも最新作が観れるタイミングが早いので、「新しい作品が観たい」という方にもピッタリです。
また、月額料金の中で電子書籍を読むことができるのも特徴的です。
U-NEXTの料金
U-NEXTの料金体系は、他のサービスと比べてユニークです。
U-NEXTには、2つのプランがあります。
- 月額1,990円(税抜)
- 月額1,490円(税抜)
2つのプランの違いは「ポイント付与の有無」です。
視聴プラン | 価格 | ビデオ見放題 | 書籍読み放題 | ポイント付与 |
月額1490 | 1,490円 | 〇 | 〇 | × |
月額1990 | 1,990円 | 〇 | 〇 | 〇 |
「ポイントって何?」って方も多いかと思います。
ポイントとは、U-NEXT課金対象コンテンツの購入に利用できるものです。
1ポイント1円として、見放題対象外の動画やマンガの購入ができます。
つまり、月1,200円もらえるようなものです。
これを踏まえると、U-NEXT利用するのであれば、月額1,990円プランの方がお得ということですね。
付与されるポイントで最新作品が楽しめるので、「最新作を観たい」という方にはU-NEXがオススメと言えます。
U-NEXTが気になった方は、(「U-NEXT|31日間無料トライアル」)を試してみてください。
Huluの特徴
- 日テレ番組のスピンオフを楽しめる
- 日テレ番組を中心に見逃し配信をしている
- 海外ドラマのラインナップも充実
- オリジナルコンテンツも楽しめる
Huluとは、日本における動画配信サービスの先駆者です。
『ゲームオブスローンズ』を始めとする海外ドラマのラインナップが充実している他、国内番組も日テレ系を中心にたくさんのコンテンツを配信しています。
日テレ系番組の見逃し配信や、スピンオフドラマの配信をしているのも特徴的です。
「テレビ×動画配信サービス」というビジネスモデルが色濃く、テレビの視聴者をHuluに流そうとする取り組みが多い印象です。(「続きはHuluで」という言葉を耳にしたことがある方も多いのでは)
独占配信をしている人気ドラマのスピンオフも多く、テレビドラマにハマって思わずHuluに加入してしまう方も多いかと思います。
- トドメの接吻(キス):トドメのパラレル
- 3年A組:-今から皆さんだけの、卒業式です-
- あなたの番です:扉の向こう ・・・etc
近年、山ピーこと山下智久さんが海外ドラマデビューしたことで話題の、『THE HEAD』も、Huluでしか観ることができません。
Huluの料金
月額933円です。
【目的別】動画配信サービスの選び方
各サービス一長一短あるので、「動画配信サービスに加入する目的」がサービス選定のポイントです。
まずは、「あなたは動画配信サービスで何が観たいのか」をハッキリさせましょう。
それにより、どのサービスが自分に一番合っているのかがわかります。
目的別のオススメサービスは、こんな感じです。
海外コンテンツ中心に観たい | Netflix、Hulu、Amazon、U-NEXT |
国内コンテンツ中心に観たい | Amazon、Hulu、U-NEXT |
アニメを中心に観たい | U-NEXT、dアニメ、アニメ放題 |
スポーツ観戦したい | DAZN |
全部万遍なく観たい | Amazon、U-NEXT、Hulu |
最新映画が観たい | Amazon、U-NEXT |
コスパ最重視 | Amazon |
オリジナルコンテンツを観たい | Netflix、Hulu、Amazon、ディズニー、Abema |
まとめ:自分に合うサービスを選びましょう
動画配信サービスは、比較的自由に加入したり退会したりできるサービスです。
なので、「その時の気分」で加入するサービスを選んでも良いと思います。
または、「作品を先にチェックして、お目当ての作品をいくつか見つける」という方法もアリだと思います。
観たい作品をあらかた観終わったら、別のサービスに移ってもいいワケですしね。
ちなみに私は、Netflix + Amazon + Paraviに加入しています。
Amazonは配送など他のサービスも使っているのでデフォルトで加入しており、海外ドラマが大好きなので、オリジナルコンテンツ目当てにNetflixに加入しているというわけです。
現在は、それに加えてParaviにも加入していますが、それまではU-NEXTやFODに加入していました。
基本的には、Netflix+Amazonにプラス1する形で、合計3サービスに加入するスタイルを取っています。
プラス1のサービスについては、その時々でお目当ての作品が観れるサービスに入っています。
(FODは『ウォーターボーイズ』『最高の離婚』『コンフィデンスマンjp』、Paraviでは『テセウスの船』『義母と娘のブルース』『ダブルベッド』『天皇の料理番』など・・)
とどのつまり、無料体験期間に色々観てみて、自分にあったサービスを見つけるのが一番正攻法ですね。