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【ネタバレ無】傑作ドラマ『オザークにようこそ』あらすじ・感想【Netflixオリジナルドラマ】

オザークにようこそ
Netflixオリジナルドラマ「オザークにようこそ」を知っていますか?

 

世界的に高評価を得ている作品なのですが、日本では大々的にプロモーションされておらず、正直、知名度はイマイチです。

 

「オザークにようこそ」のような作品は日本ウケしないことが理由だと思います。

(日本では、カンタンで気軽に観れる作品や、有名な俳優が出ている作品がウケやすいので)

 

この作品は非常にクオリティが高くて面白いドラマです。

 

なんでこんなに面白いドラマが日本では流行らないんだ!」と悔しく思うので、本記事ではオザークのあらすじ・感想を書いてこの作品の魅力を伝えます。

 

 

オザークにようこそキャスト

 

「オザークにようこそ」を演じる俳優陣は、派手さは無いが実力派の面々です。

 

キラキラした看板俳優は出演していませんが、その分「普通の家族」感が出ていて、より作品にリアル感が出ています。

 

マーティ・バード:ジェイソン・ベイトマン

 

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主人公マーティを演じるのは、ジェイソン・ベイトマンです。

 

ジェイソン・ベイトマンは、「アウトサイダー」、「モンスター上司」を始めとする数々の作品に出演歴のある実力派俳優です。

ズートピア」でキツネのニックの声優も、彼が務めています。

 

コメディ色の強い作品に多く出演している俳優ですが、本作で彼が演じるのは、メキシコ麻薬カルテル資金洗浄に手を染めた男です。

 

資金洗浄を請け負い、カルテルに命を狙われるマーティ。

 

そんなダークな状況にありながらも「普通の家族の父」であるというマーティ役を、ジェイソン・ベイトマンは見事に演じています。

 

目の前で何が起こっても、彼自身がとんでもないことをしたとしても、あくまでも「普通の人」っぽく見える演技力はさすがです。

 

ウエンディ・バード:ローラ・リニー

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マーティの妻を演じるのは、ローラ・リニーです。

 

ジェイソン・ベイトマン同様に、多数の出演歴があり、アカデミー賞エミー賞トニー賞など、数々の賞レースにノミネートされたベテラン俳優です。

 

彼女が本作で演じるのは、「麻薬洗浄する夫を支える妻ウェンディ」です。

 

オザークにようこそはウェンディの物語」と言って差し支えないくらい、この作品におけるウェンディの印象は強いです。(特にシーズン2・3)

 

頭脳明晰、カンも良い、キレッキレの交渉力、パワープレイも厭わないという強者っぷりを見せる一方で、情にもろい面もある・・。

 

そんなウェンディを巧みに演じるローラ・リニーは圧巻です。

 

ルース:ジュリア・ガーナー

 

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オザークに住む不良少女ルースを演じるのは、新進気鋭の女優ジュリア・ガーナーです。

 

天使のような見た目で暴言はきまくるルース役を好演しています。

 

第71回エミー賞ドラマ部門の助演女優賞を受賞しており、その実力は折り紙つきです。

 

ゲーム・オブ・スローンズ」の女優陣を押しのけ、ジャイアントキリングっぷりを見せつけた彼女。期待の新星の演技は必見です。

 

オザークにようこそあらすじ

 

シカゴで投資会社を営むマーティ・バード。

表向きは投資会社でしたが、その実、メキシコ麻薬カルテル資金洗浄を請け負っていました。

 

そんな中、共同経営者のブルースに倉庫に呼ばれて出向くマーティ。

そこには、麻薬カルテルの手下と、縛り上げられたブルースがいました。

 

状況を呑み込めないマーティ。どうやら麻薬カルテルの資金が盗まれたようです。

 

次々と殺されていく仲間。マーティは殺される直前で、必死に弁をふるいます。

 

「新しい資金洗浄プランを計画していた。その計画では大金を洗浄できる。計画の実行場所は、オザークだ」、と。

 

その瞬間から、マーティを含めるバード一家の資金洗浄サバイバルが幕を開け、生き残りをかけた戦いが始まりました。

 

果たして、マーティは口から出まかせの計画で、莫大な資金を洗浄することができるのか・・・!?

 

オザークにようこそ感想

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・麻薬カルテルとFBIに追われる緊迫感

・1話につき1回以上、超・衝撃展開がある

・物語の方向が予測できずやみつきに

・天使のような金髪女たちの凄まじき戦い

・マーティ&ウェンディの有能さにシビレる

 

バード家の生き残りをかけた、「仁義なき資金洗浄」の様子が、最高にスリリングで面白かった!!

 

筆者だったら、「人生積んだ・・・」と諦めモード入ってただただ部屋の隅でうずくまってしまうような絶対絶命の状況のなかで、バード家は全力疾走し続けます。

(だって、FBIと麻薬カルテルに追われてるんだぜ・・)

 

そのスリルが、やみつきになるんですよね

 

ダーリーンという地元の有力者がいるんですが、その女が超ぶっ飛んでていつ何をしでかすかわからないというところも、物語にスパイスを与えています。

 

マーティ&ウェンディの有能ぷりが最高

 

バード家が見ていて気持ちいいくらい、超有能。そこが本作の魅力でもあります。

(有能なのは、マーティ&ウェンディ&ジョナ。シャーロットは普通の子)

 

スゲー!!」と、思わず笑ってしまうくらい。

 

特に、マーティ&ウェンディの交渉スキルは必見の価値アリです。

 

麻薬資金洗浄を遂行にむけて資金洗浄の隠れ蓑を探すべく、彼らは地元の人々と泥臭く交渉に次ぐ交渉をしていくのですが、この交渉術がピカイチなのです。

 

  • 勝利をつかむまで淡々とパンチを続けるマーティ
  • 下調べを綿密に行い最適な一手を突くウェンディ

思わず拍手を贈ってしまうくらい圧巻の交渉スキルは、「麻薬資金洗浄なんかせずとも、弁護士業で稼げるでしょうに・・」と思わせるほど。

(ちなみに、ウェンディは元弁護士)

 

何が起こっても自分たちが為すべきことをするメンタルも凄いです。

 

その代わり、マネジメント面はイマイチです。(超感情的だしね・・)

 

オイオイ、そんな言い方したら問題が起きるぞ・・」という言い方をして、案の定問題が起きます。

 

女性陣の仁義なき戦いから目が離せない

 

このドラマに出てくる女性は、ほぼ全員天使のような金髪です。

 

ウェンディをはじめとする、金髪の女性陣が巻き起こす戦争もこのドラマの魅力です。

シーズン2から女性陣の活躍が目立ってきて、「ガールズパワー」を感じます。

(ダーリーンはS1からパワー炸裂してましたが・・)

 

特に、ウェンディ、ルース、ダーリーン、ヘレン(S2~)の四つ巴は、最高です。

 

(ですが、1つだけ文句つけたいのが、推しのワイアットのS3での展開よ・・・。まぁ面白いから良いんですけど・・。)

 

【まとめ】見ないと人生損レベルだから今すぐ観るべし

 

  • 実力派俳優揃い
  • 中毒性のあるストーリー
  • 世界中で大人気

というハズさない要素しかないドラマなので、「なんか、ドヨーンとした雰囲気だなぁ」と敬遠せずに観てほしいです。

 

この作品に出合えてよかった」と思うはずです。

 

S1の第1話で話が良くわからなかった方は、相関図を参考にしてみてください。

オザークにようこそ 相関図

何話か見れば、この作品の中毒性にハマっていくはずです。

このドラマのファンが増えることを願っています。

 

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