凄腕スパイ×ホームコメディのギャップが最高！スパイファミリー感想【ネタバレ無し】
突然ですが、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』という漫画をご存知でしょうか。
鬼滅の刃の熱狂的なブームを受け、「次に来る漫画は何なんだ！？」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そんな方に是非読んでみてほしいのが、この『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』です。
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この『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』は、今まさにスターの階段を駆け上がっている最中の有望株なのです。
人気爆発まで秒読み段階、近い将来確実にアニメ化されること請け合いです。
本記事では、そんな『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』のあらすじや感想（ネタバレ無し）を書いていきますので、この漫画が気になっている方は参考にしてみてください。
SPY×FAMILY受賞歴
このマンガは連載開始からわずか1～2年で、ズラリと名だたる漫画賞を受賞しているスゴいヤツなのです。
2019年3月に連載をスタートしたばかりなのですが、
- 次に来るマンガ大賞2019
- 宝島社このマンガがすごい！2020
- 書店員が選んだオススメコミック2020
- フリースタイル社このマンガを読め！2020
- マンガ大賞2020
・・・という輝かしい受賞歴。これで人気が出ないわけないですよね。
SPY×FAMILY登場人物・あらすじ
まずは、主要な登場人物とあらすじをご紹介していきます。
SPY×FAMILYの舞台
この物語の舞台は、不安定な国際情勢下における東国（オスタニア）です。
時代は、表面上は均衡を保ちながらも世界各国が戦争を画策し、水面下で熾烈な情報戦を繰り広げる最中。隣国同士で平和を繕う東国（オスタニア）と西国（ウェスタリス）もまた、情報戦を展開しています。
SPY×FAMILYあらすじ
西国（ウェスタリス）のスパイである黄昏（たそがれ）が、任務遂行のため、東国（オスタニア）に送られるところから物語が始まります。
黄昏が任命された任務とは、「東西平和を脅かすとされる人物、東国（オスタニア）の政治家ドノバン・デズモンドと接触する」というものです。デズモンドはひきこもりで用心深く、表舞台に顔を出さない人物であるため、彼と接触するには彼の息子が通う学校の懇親会に出席する他ありません。
そこで、黄昏は「妻子を持ち、懇親会に出席してデズモンドとの接触を図れ」との命を受けたのです。黄昏は任務を遂行すべく妻子を探し、利害関係の一致で構成された仮の家族が誕生します。
まずは入学試験、そしてデズモンドの息子と娘の接近を画策・・・と、黄昏は任務を遂行すべく奮闘しますが、実は娘のアーニャは人の心が読めるエスパーで、妻のヨルは殺し屋だったのです。計画通りには何一つ進まず、さぁ大変・・。黄昏は無事任務を遂行できるのか・・・！？
スパイ×殺し屋×エスパーという血生臭い設定なのにホームコメディというギャップが最高の漫画です。かりそめの家族関係でありながらも互いを大切に想う様子が微笑ましく描かれ、また、互いの事情を知らないままに交錯する様子が面白おかしく描かれています。
SPY×FAMILY登場人物
ロイド・フォージャー（偽名）・・・コードネーム：黄昏（たそがれ）
西国（ウェスタリス）の凄腕スパイです。変装が得意で、「100の顔を持つ」と称されています。天涯孤独の身で、任務遂行を生きがいとしています。
ある任務のために東国（オスタニア）へ送られており、精神科医のロイド・フォージャーとして過ごしています。
アーニャ
４～5歳の子供。スパイアニメが好きな女の子です。孤児院にいましたが、黄昏の養女となります。他人の心が読めるエスパーですが、特殊能力のことは誰にも言わないようにしています。孤児院や里親を転々とした過去を持っています。
ヨル
表の顔は市役所の事務員です。裏の顔は、「いばら姫」の異名を持つ凄腕の殺し屋です。姉であるヨルを溺愛する弟がいます。弟の世話（と殺し屋稼業）に明け暮れ、男性経験に乏しく、同僚女性たちからマウンティングを受けています。
ダミアン
黄昏の任務におけるターゲット、東国（オスタニア）の政治家ドノバン・デズモンドの息子。次男なので、アーニャは彼のことを「じなん」と呼んでいます。
SPY×FAMILYの魅力
老若男女問わず万人受けする魅力を持ったこの漫画なのですが、おすすめポイントをピックアップしてみました。まだ読み始めようか否かと迷っている方、参考にどうぞ。
魅力①：かりそめの家族に本当の愛が芽生えそうで最高
『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』の魅力は、目的を達成するための手段でしかなかった関係がいつしか変化していく・・・という王道とも言える展開にあります。王道展開に予測不能なギャグを織り交ぜることで、極上のコメディに仕上がっています。
前述したとおり、フォージャー家（黄昏・ヨル・アーニャ）は黄昏の任務遂行にあたって形成された仮の家族です。任務遂行を目的としているので、余計な情は禁物です。そんな仮の家族に本当の絆と愛が芽生えていく様子が微笑ましいのです。
天涯孤独で愛も情も知らない黄昏にはまだ自覚がないようですが、互いを知るうちに確実に絆と愛が生まれています。黄昏がそれを自覚し、ヨルとアーニャを守るべきモノと認識した後の展開も気になります。
魅力②：アーニャとダミアンの関係が気になる
黄昏の任務におけるターゲット、東国（オスタニア）の政治家デズモンドの息子であるダミアンと、アーニャの関係性もイイ感じです。これまた王道なのですが、最初は敵対し合っている2人がいつしか・・・的な魅力があるのです。
始めはダミアンが生意気でガキ大将的な傲慢さを持つおぼっちゃまのように見えるのですが、実は優しい心を持っていたり、漢気があったりとイイ奴で、好きになっちゃう要素満載なのです。（作品によっては、死亡フラグとなるようなエピソードですよね）
そんなダミアンとアーニャの関係性が今後縮まっていくことに思わず期待してしまいます。
まとめ
総括して、老若男女にハマる魅力を持った漫画です。2020年、確実に次に来る漫画ですので、是非今のうちにチェックしておくことをオススメします。
