エンタメのきらめき

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【鬼滅ロス】鬼滅の刃にハマった人にオススメ!予測不可能な展開にドハマりする漫画3選

社会現象的人気を誇る大ヒット漫画『鬼滅の刃(きめつのやいば)』が人気最高潮で最終回を迎えました。

 

正直、残りの伏線改修をすべく続編があるのかと思っていたので、びっくりしています。(このドル箱とも言えるコンテンツに潔く終止符を打てる編集部と作者さんスゴイ・・)

 

面白さを保ったまま、中だるみすることなく終わって良かったと思う気持ちと、大好きな作品が終わってしまった寂しさで、心がかき乱されている方も多いのではないでしょうか。

 

そんな鬼滅ロスのあなたに、鬼滅に負けないくらい面白い漫画をご紹介します。

 

鬼滅の面白さって、

 

  • ストーリーがわかりやすい(鬼vs.人間)
  • ストーリー展開が早い(序盤からラスボス線)
  • ストーリー展開が先読みしづらい(考察しがいがある)
  • メインキャラや人気キャラでも戦死する緊張感
  • キャラクターが魅力的(特にセリフ回しが独特で秀逸)

 

ってところだと思うのですが、本記事に紹介する漫画も同様の要素を兼ね備えています。

 

本記事では、「え!?そう来る!?」という予測不能なストーリー展開の漫画を紹介していきます。

 

予測不可能なストーリー・魅力的なキャラクターに、ドハマりすること間違いなしなので、是非読んでみてください。

 

  

お約束の展開からはかけはなれた予測しづらいストーリーに、ページをめくる手が止まらなくなるような漫画を紹介します。

 

一度読み始めると、どっぷりハマってしまうので、夜寝る前などに読み始めるとキケンですよ。

 

美しくも儚い宝石たちと月人の戦い|宝石の国

 

 

この漫画は、不思議な世界観(絵柄も独特)で展開されていきます。

 

正直、最初は謎が多くて戸惑うのですが、読み進めるうちにどんどんハマってしまう魅力があります。

 

ストーリー展開が全然先読みできず、刺激的なのです。

 

「このマンガがすごい! 2014年」オトコ編第10位に選出。2017年にはアニメ化されています。

 

宝石の国」あらすじ

 

人間の姿をした28人の「宝石」たちと「先生」vs.「月人」の戦いから物語が始まります。「月人」は突然空から現れ、「宝石」たちを回収しようとします。

 

「月人」が「宝石」を回収しようとする目的は不明です。「宝石」たちは仲間と「先生」を守るべく、「月人」に応戦します。

 

「宝石」が持つ硬度や特徴で、その「宝石」の仕事が決まります(戦士ではなく医者や服飾担当など様々な役割がある)。

 

主人公の「宝石」フォス(フォスフォフィライト)は戦士希望ですが、硬度が低く弱いため、戦士にはなれません。その上不器用なので、なかなか「先生」もフォスに仕事を割りあてることができず・・。

 

そんな中、フォスにもようやく仕事が割り当てられ、物語が展開していきます。

 

「月人」が「宝石」を狙うのはなぜなのか・・・。「月人」に回収された「宝石」はどうなるのか。「先生」・「月人」・「宝石」の関係性は・・?

フォスの行く先には何が待つのか・・・。

 

だんだんと解き明かされる真実を知った後、改めて1巻からこの漫画を読み返してみたくなると思います。真実を知った後、この世界を、フォスの姿を見て、あなたは何を思うのでしょうか。

 

宝石の国」の魅力

 

「宝石」たちのキャラが立っていてカワイイ

 

「宝石」たちは、「ダイヤ」「アメシスト」など、基本的に実物の宝石の名で呼ばれています。

 

それゆえに、「フォスフォフィライト」など横文字の名前ばかりで、正直最初はキャラクターの名前が覚えづらいです。たくさん「宝石」たちが出てくるので、誰が誰だかわからなくなります・・。

 

しかし、「宝石」たちはそれぞれキャラがしっかり立っていて、役割もハッキリしているので、読んでいくうちに覚えられます。「宝石」同士の会話もテンポが良くて面白いです。

 

それぞれがとってもキュートなので、きっとお気に入りの「宝石」が見つかるはずです。(ちなみに、私はパパラチアが大好きです)

 

簡単に砕け散る宝石たち 儚き宝石たちのドラマに目が離せない

 

どの「宝石」が欠落するかわからない緊張感と、必死に仲間を守ろうとする「宝石」たちの予測不可能展開なドラマもこの漫画の魅力の一つです。

 

「月人」との闘いの中で、「宝石」たちは割と簡単に砕け散ります。破片を集めてつなぎ合わせることで復活できますが、破片を「月人」に回収されるなどして欠損したりもします。

 

「宝石」たちは基本的にはペアを組んで「月人」襲来の見張りをします。自分のペアが回収されてしまった「宝石」たちは、心に深い傷を負います。「宝石」たちは無機質な身体を持ちながら、一方で人間くさいのです。

 

そんな繊細な心と身体を持つ「宝石」たちが、仲間を守るべく必死に戦う姿は美しくもどこか哀しく、目が離せなくなります。

 

宝石の国」が気になった方は、試し読みしてみてください。↓

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オオカミがウサギに恋をした!?|BEASTARSビースターズ

 

 

本作は、肉食動物と草食動物が共に生きる世界を描いた漫画です。(肉食動物が草食動物を食べることは禁止されています)

 

一見、ディズニー映画『ズートピア』に似ているように思えますが、全然別物です。BEASTARSビースターズ)の方が、エグみのある描き方をしており、展開の予測がつきません。

 

第42回講談社漫画賞・少年部門を受賞した他、第11回マンガ大賞で大賞を受賞し、2019年にはアニメ化もされている人気作です。

 

BEASTARSビースターズ)」あらすじ

 

草食動物の食殺事件から物語の幕が開けます。舞台は、肉食動物と草食動物が共に通うチェリートン学園。演劇部に所属するアルパカのテムが何者かに食殺される、という事件が起きたのです。

 

肉食動物に向けられる疑いのまなざしと怯える草食動物。実は肉食動物は皆、「肉を食べたい」という願望を抱えており・・・。草食動物と肉食動物の間には溝があったりもする。

 

テムを食べたのは一体誰なのか・・・。そんな謎解きをスパイスに、テムと同じく演劇部所属の主人公レゴシ(ハイイロオオカミ)の学園ライフが展開されていきます。

 

BEASTARSビースターズ)」の魅力

 

「草食獣と肉食獣の共存」という自然の摂理に反した世界だからこそ展開が読めない 

 

BEASTARSビースターズ)は、動物を擬人化し、草食動物と肉食動物を共存させています。現実世界の要素と創作世界の要素が混ざり合って、独自の世界観を生み出しているのです。

 

擬人化された動物たちの世界では、「草食動物を肉食動物が食べる」という、現実世界ではごく普通の出来事が衝撃的に映ります。

 

この特殊な世界観においては、あらゆる出来事において展開の予測が難しいのがこの漫画の特徴です。予想外の方向に物語が展開していく面白みが、この漫画の最大の魅力と言えると思います。

 

ストーリーが進むごとに明かされていく「BEASTARSビースターズ)」の世界が面白い

 

知れば知るほど惹き込まれる、奥行きの深いBEASTARSビースターズ)の世界も魅力的です。

 

話が進むうちに、どんどんBEASTARSビースターズ)の世界が解き明かされていくのですが、ワクワクするような要素がテンコ盛りなんです。

 

ぜひ、一度読んでみてその世界観を味わってみてほしいです。

 

BEASTARSが気になった方は、試し読みしてみてください↓

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旧香港スラムが舞台!恋愛漫画かと思いきや・・・!?|九龍ジェネリックロマンス

 

 

恋は雨上がりのように』で有名な眉月じゅんさんの新連載です。『恋は雨上がりのように』は女子高校生と大人の淡い恋愛物語でしたが、本作は社会人の職場恋愛モノです。

 

ただし、東洋の魔窟とも謳われた旧香港スラム街、九龍(クーロン)が舞台というところがエッジ効いてます。眉月じゅんさんは、ちょっとキケンな香りがする題材を爽やかに仕立てる天才ですね。

 

「九龍ジェネリックロマンス」あらすじ

 

主人公は九龍城砦(クーロンじょうさい)にある不動産店、「旺来地產公司」に努める鯨井 令子(くじらい れいこ)。

鯨井は、同僚の工藤 発(くどう はじめ)と接するうちに、だんだん彼のことが気になり始めます。

 

一方で、管理している不動産物件に入った騒音クレーム、いきなり視力が回復してメガネいらずに・・・など、小さな事件が積み重なっていきます。

 

これから鯨井(くじらい)と工藤の関係はどうなるのか・・・?視力の回復と蛇沼製薬の目薬の関係とは・・。鍵となるのは、九龍(クーロン)か・・・!?

 

読み進めるうちに作品の性質が変わっていくところがこの漫画の面白みです。はじめはこの漫画を「恋愛漫画」ととらえていたのですが、今は全く印象が違います。

 

「九龍ジェネリックロマンス」の魅力

 

九龍にアジアの香りとノスタルジックなロマンを感じる

 

九龍(クーロン)といえば、建物の上に建物が積み重なってできた、砦のような外観の九龍城砦が有名な、かつての香港スラム街です。日の光が入らない砦の中に形成された、「無法地帯」の名にふさわしきその場所は、1993年~1994年に取り壊されました。(私は沢木耕太郎の著作、『深夜特急』でその存在を知りました。)

 

本作の舞台は、そんな超アングラな九龍(クーロン)なのですが、鯨井(くじらい)が生活する九龍(クーロン)は、スラム街ではなく“活気あるアジアの街”という雰囲気です。

 

“九龍(クーロン)は香港だけではなく、台湾の雰囲気を反映させている。”という著者のインタビューを目にしたことがあるのですが、確かに、この漫画はスイカジュースやマーケットの様子などアジア特有の雰囲気を感じさせます。

 

まるで失われた空間を懐かしむように、ノスタルジックさが作品中に表現されており、ロマンを感じずにはいられません。

 

恋物語に織り交ざった謎が謎を生む展開に胸が高まる

 

そんなノスタルジックな香りに酔いしれながら、『恋は雨上がりのように』よろしく、爽やかな恋愛漫画を楽しんでいたら、突然横っ面を殴られる・・・。そんな気分になるくらい、急に表情を変えるのがこの漫画のもう一つの魅力です。

 

特に、第8話でガラリと印象が変わります。第8話を読んだ後、この漫画をはじめから読みなおさずにはいられなくなると思います。

 

九龍ジェネリックロマンスが気になった方は、試し読みしてみてください↓

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まとめ

 

いかがでしょうか。読み始めると、思わず夜更かししてしまうほどドハマりしてしまうような作品ばかりですので、週末などに読んでみてください。

(筆者は不覚にも平日に読み進めてしまい、寝不足で苦しみました・・)

 

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